支部・クラス会だより “北から南から” 同窓会報第411号より
四葉会
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平成30年10月7日、8日、毎年の四葉会を、今年は、広島で開催しました。
週末の台風接近で、やきもき致しましたが、台風一過、遠くは山形、岩手県より、総勢28名が広島に集合しました。
7日、希望者は、まずお昼前に集合、広島のお好み焼きを堪能、午後、皆が広島駅に集合、平和公園、おりずるタワー等見学、その後、宮島に渡り、島内のホテルに宿泊しました。
夜は、まず、同級生の清水一雄日医大名誉教授による、「放射能汚染と甲状腺癌―チェルノブイリから福島へ」の講演を聞き、宴会となりました。皆一人ずつ近況報告し、学生時代の話や孫たちの話に花をさかせました。
宮島は、この時期、大潮で、丁度午後8時過ぎが満潮となり、宴会後、厳島神社を、船で海から参拝し、ライトアップされた大鳥居を船でくぐり、その大きさに圧倒され、皆大感激しました。
翌日は、暑いくらいの天候にめぐまれ、厳島神社を参拝し、昼食は、対岸の石亭に場所を移し、お庭をめでつつあなご懐石をいただき、解散となりました。久しぶりに会えた同級生と旧交を温めた2日間でした。
(四葉会平成30年度幹事 平田ひろ子)
青春グラフィティ“互一会”報告
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平成最後の年となる平成30年10月13日に東京駅丸の内南口内の東京ステーションホテルで2018年度の互一会が行われました。我々の学年は世界中で吹き荒れた大学紛争(東大入試が中止となった)真っ盛り学年であり、上の学年からさ迷ってきた先輩や下の学年に流されていった友人も多く、とりあえず日本医大に1970年入学したクラスに籍を置いたことがある人はどなたでも互一会入会資格があります。従って、互一会会員の人数は決して少なくないはずですが、どういうわけか毎年互一会の集合人数はいまいち、昔の授業風景を思い出すような同級会を繰り返してきました。さて、今年の互一会はどうだったのでしょうか?
まずは、一部の有志約10名が日本医大病院に集合し事務部副部長加島直人様の引率で病院屋上のヘリポートで記念写真撮影。引き続いて特別病棟を中心に見学。加島様の熱のここもった説明に、一同思わず日本医大病院特別病棟に入院したくなりました。
18時半にはステーションホテルで本番、40人以上が集まりおよそいつもの顔ぶれによる互一会が開始されました。内田第一外科名誉教授と、日医大北総病院院長の清野名誉教授の講演を聞いた後、互一会会員のうち勲章を授与された日本の政治家(医師もしている)西島君、医師会と公安委員会で活躍中の利根川両君の授賞講演。さらには全員で乾杯。酒・食を楽しんだ後、集合写真。その後、再来年の互一会幹事を決め、有馬君から互一会会計の説明を受け、20時30分定刻通り御開きと致しました。
互一会は互一会。結局、いつも同じの同級会でこれが“青春グラフィティ”であることを再確認した一日でした。
(筆責 可世木久幸)
関西支部総会
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京都駅前の新都ホテルで10月20日に開催し、近畿6府県から24名の会員が集まり、例年より多くの参加者で盛大な会となりました。今年度は滋賀県支部が担当で水原誠一支部長の挨拶で会は始まり、同窓会長の渋谷哲男先生、大学理事長の坂本篤裕先生の御挨拶をいただき、学部長の伊藤安彦先生より新病院の紹介、大学の新カリキュラム、国家試験、入学試験の現状等につきお話をいただきました。
会場からも地方同窓会として会員の減少と高齢化により支部としての活性化が望めない悩みもきかれました。引き続き講演会に移り「紙芝居と街の電気屋さん」の演題で谷田昌蔵さんにお願いしました。元俳優で流暢な語り口で昔なつかしい紙芝居を演じながらの講演で、会員一同幼少の頃の思い出に浸りながら聞き入っていました。
講演会終了後、懇親会に入り奈良県の福井義晃先生の乾杯の音頭で会は始まり、祇園の綺麗どころも交えて、会員同士で旧交を温め、楽しいひとときを過ごしました。日本医科大学のますますの発展を願いつつ、来年の再会を約束し散会しました。
(文責 久我正文)
43クラス会―卒後50周年記念―
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43クラス会は弦間昭彦学長、前田美穂同窓会副会長をお迎えし、平成30年10月20日、帝国ホテルにおいて祝賀会を行った。祝賀会の前に付属新病院を見学した。新装の大学棟と綜合診療・救急医療センターを中心に疾患別診療科など新規機能を完備した院内を案内された。全員が50年前と比べ、本学が充実・成長した姿を知り、隔世の感を覚えた。その思いが一層増したのは屋上ヘリポートから、澄みきった大空の中に立ち、東京の街全景を一望に見下ろした時であった。新病院見学後、祝賀会前に亡くなったクラス会員14名のご冥福を祈った。祝賀会は桑名壮太郎君の司会で始まり、弦間学長は大学法人の現況と将来の展開を、前田副会長は同窓会活動をさらに交流・親睦を深めるために電子化が必要と、ご挨拶された。乾杯は桑原和則君が、学校法人・同窓会・クラス会のさらなる発展と健康を祈って杯を高らかに上げた。参加者は23人であったが、活力をもって医療に貢献している日常活動を、各自代わるがわる披露した。全員意気軒高であり、楽しい、落ち着いた、お祝いの会であった。幹事の桑名壮太郎君と比企健夫君、本当にご苦労様でした。
(文責、高野照夫)
川崎支部・武蔵小杉支部合同支部総会
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平成30年10月27日、武蔵小杉病院内第一会議室内で開催された。安室副支部長の司会の下、武井支部長の挨拶の後、物故者、横瀬陽康先生(S25年卒)、堀内和孝先生(S59年卒)の黙祷に続き、平成29年度の事業報告、会計報告があった。承認事項として新支部長に諌山和男先生(S56年卒)、副支部長に吉松信彦先生(S56年卒)が就任された。
引き続き、病院内南館講堂に於いて、武蔵小杉病院支部との合同総会を開催した。尾藤博保副院長の司会の下、武井支部長の挨拶後、同窓会新会長渋谷哲男先生より、同窓会名簿の発刊を4年に一度にする旨や各地で被災された同窓生への支援などの報告があった。
武蔵小杉病院支部長の田島廣之病院長より『新病院建設プロジェクト』と題し、病院建設のスケジュール、イメージパース、断面構成などのスライドによる説明があった。3年後の開院が待ち遠しい限りである。
続いて、10月から始まった総合診療科の塚田弥生先生から『総合診療科の役割と今後の展望』という演題で講演があった。
新任部長の紹介として消化器外科の谷合信彦先生が紹介された。
その後、懇親会が催され、会員の先生の親睦がはかられ、閉会となった。
(文責 山口)
鳳凰会(昭40)総会
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平成30年度鳳凰会総会・懇親会が平成30年11月10日(土)午後6:30~ホテルオークラ東京ケンジントンテラスで行われました。12階の落ち着いた綺麗な会場です。ご来賓は本学前同窓会長越野立夫先生。出席者は、総数22名。
現在の会員数は61名。この1年間全員が健在!!。極上の喜びです。
幹事(クラス代表)町田が開会の辞と会計報告並びに一般報告。了承。
前同窓会長のご挨拶で、法人は坂本篤裕理事長、弦間昭彦学長の精力的な取り組みにより、運営業績が飛躍的に進展してきた。新病院の各施設は、設備も整い本年1月からフル稼働している。同窓会は、渋谷哲男氏(45年卒)が5月に新会長に選任されて職務を遂行、会務は、会員の協力を得て順調な歩みをしている。
社会問題化の入試は、文科省から男女比1・12であり、同窓子弟の不適正入学はないと認められている。名簿作成は4年に1回と変更等々を述べられました。
乾杯は本間達志君。クラスの殆どが傘寿を迎えますが、トップランナーとして発声を依頼、仲間の平穏な日常と健康を願い杯を挙げました。
ディナーはオークラ自慢の料理が並びます。今年も和食系から消え、皆のお腹に収まりました。近況報告は奥様と共に全員で。日々の生活や家庭環境、仕事ぶり、健康維持法、1病息災の話が濃密に続きます。記念写真では皆、生気満々。
新クラス代表、鳳凰会総会を協議しましたが、現代表が継続、副代表はスーパーサブとして塩原和夫君が決定。次年度の鳳凰会の会場は未定、期日は10~11月を予定。二次会は、ホテルのバー。10人が残り、尽きぬ話に時を忘れました。
(町田 利正)
山梨県支部総会
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平成30年11月10日(土)に、ホテル談露館(甲府)にて山梨県支部総会を開催いたしました。今回の会は、山梨県内で病院勤務・開業をしている同窓生と山梨県に縁の深い同窓生が集い、同窓会本部から会長の渋谷哲男先生、学校法人から理事長の坂本篤裕先生に御臨席を賜り開催されました。
会は山梨県支部長の吉川英雄先生の挨拶で始まりました。続いて渋谷同窓会長から同窓会全体と各地の同窓生の話を賜り、坂本理事長からは付属4病院と研究等大学の業績・入試や教育等の話を丁寧に面白くいただきました。武蔵小杉病院副院長の松田潔・千葉北総病院内分泌内科講師の岡島史宜の両先生からは、其々の病院近況をお聞かせいただきました。会の途中、全員で記念撮影をいたしました。出席者から様々な話題が提供され会は大変に盛り上がりました。午後6時に開会、午後8時に閉会いたしました。
前列左から 若杉正清(S58)、松山謙(S50)、坂本篤裕 理事長、渋谷哲男 同窓会長、田辺陽一(S38)、吉川英雄(S46)、渡辺洋一(S52)、後列左から 井手勝彦(H1)、弦間和仁(S61)、松田潔(S60)、露木弘光(特別会員)、岡島史宜(H10)
(弦間 和仁 記)
九州・沖縄合同支部総会
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毎年11月の九州医学会に合わせ、各県持ち回りで九州ブロック同窓会が行われます。今年は鹿児島県が担当で、8年ぶりの開催でした。11月17日城山ホテル鹿児島に渋谷哲男新同窓会長、弦間昭彦学長をお招きし、九州の同窓生にご参加をお願いしました。「西郷どん」効果を期待していたのですが、出席は14名でした。來仙隆洋先生(平5)の司会で開会。先ず今年2月に亡くなられた肥後光春先生(昭47・前鹿児島支部長)をはじめ、ご逝去された同窓生に黙祷後、私の歓迎挨拶、渋谷会長に今後の抱負などをお聞かせいただきました。渋谷先生には、第一病院で10年間大変お世話になり、26年ぶりの再会に感激しました。池田琢哉鹿児島県医師会長(昭46)に乾杯をお願いし、懇談。暫くすると弦間学長が、ご多忙の中駆けつけられ、少し喉を潤してから、大学の現状、方針、将来構想などを詳しく説明していただきました。最近地方からの学生が減少し、九州同窓会と大学との距離が遠くなった印象を持っていましたが、学長のお話や、学長と同期の坂本篤裕理事長の経営理念、実績なども伺い、少し安堵しました。同級生がタッグを組んで頑張っておられることをとても頼もしく思いました。お二人とも翌朝が早いにもかかわらず2次会までお付き合いいただきました。学年が違っても同窓生はいいものです。ご参加いただいた先生方と会長、学長と共に、とても楽しい時間を過ごすことができました。理事長と学長の学年は、同期にヨット部の5人の後輩がいるのでとても親近感があります。
是非頑張っていただきたい。九州ブロック同窓会も、人が減りつつありますが、可能な限り盛り上げたいと思います。ご参加いただいた同窓生に感謝!来年は佐賀でお会いしましょう。
(鹿児島支部長 花牟禮康生(昭57))
昭和58年卒クラス会
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平成最後の昭和58年頃卒業の同窓会が広島県のベラビスタ福山という瀬戸内海が見下ろせるとても風光明媚な場所で行われました。我が学年は教授になった優秀なものが多く、今でも学内で要職についておりますが、坂本理事長、弦間学長の両巨頭が所要のため欠席、福山出身の杉原教授も欠席で開催も危ぶまれましたが、伊藤医学部長、高橋副院長の出席を得て15名の同窓生と5名の家族の20名で開催されました。
岡山の長尾君が同窓会初参加で懐かしい顔を見せてくれた一方、北海道から来るはずの一人が来年のことと勘違いしてたとかわけのわからん理由で当日ドタキャンするという暴挙もあり混乱する場面もありました。
温泉につかり、美味しいフランス料理を食べた後、一部屋に集まり広島の地酒で旧交を温めました。
翌日曜日はゴルフ組と紅葉がきれいな尾道観光組に分かれて楽しんだのち、来年の長岡花火大会に合わせての同窓会での再会を約束して、新幹線、飛行機で帰路につきました。
(梶山正治)
長野県支部総会
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例年になく穏やかな日和が続き、好天に恵まれた11月24日に、同窓会長野県支部総会・懇親会が長野市の「すき楼」で開かれました。すき楼は市内にある、こじんまりしたしゃぶしゃぶ屋ですが、おいしい肉を食べさせていただくことができるので、無理を言って、開店前の四時から店を開けてもらい、行うことができました。参加は10名で、例年より少なかったものの、長野市や飯田、松本など県内各地から先生方にお集まりいただきました。また同窓会本部より今年新たに同窓会長に就任された、同窓会会長 渋谷哲夫先生、学校法人日本医科大学理事長 坂本篤裕先生、日本医科大学学長 弦間昭彦先生にご参加いただき、総勢13名で和やかに開かれました。
私の司会進行で会が始まりました。まずは渋谷会長から、新たに会長になられたご報告をいただき、今年は大きな自然災害があり、同窓の先生方の施設にも被害が出て同窓会としてお見舞いを送ったことをご報告いただき、またこのような被害が同窓会としてなかなか把握できないことが多く、ぜひとも同窓会にご連絡をいただきたいといったご要望をお話しいただきました。また国家試験対策として同窓会も協力をしているといった報告もいただきました。引き続き坂本理事長より、大学の現況と病院の現状をご説明いただきました。新理事長就任から1年以上が経過し、昨年の報告よりさらに今年度の病院運営は順調に進んでいて借入金の返済も順調であり、付属病院の改築改装も順調に進行し、他の付属病院も老朽化が進行しているので、今後はこちらの対策も考慮していく予定で、順調に進めばさらに経営改善が見込まれるとのことでした。続いて弦間学長より学事のご報告をいただき、優秀な学生を得るため、学費の値下げを行い、また大学スタッフのご努力により、文科省科科研費が増加しているなどの報告をいただきました。最後に支部長の私から、会計報告をさせていただきました。一番遠方より来ていただいた野口修先生(S50)に乾杯の労をとっていただき、待ちに待った宴会が始まりました。また楽しいお酒とおいしい食事のおかげで、普段はなかなか聞くことのできない本音ベースの話もしていただきました。楽しく談笑していると、あっという間に時間が過ぎ、渋谷同窓会長、坂本理事長、弦間学長の帰る時間となり、来年の再開を誓いながら会は閉会となりました。
平成30年11月24日(土) 午後四時から 於 すき楼(長野市) 参加 10名
(長野県支部長 田中昌彦 S59年卒)