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支部・クラス会だより “北から南から” 同窓会報第413号より|日本医科大学同窓会 橘桜会

支部・クラス会だより “北から南から” 同窓会報第413号より

八二医会(昭57(一九八二)卒)

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平成30年11月3日(土曜日、文化の日)~4日(日曜日)の連休を利用して、平成30年度の八二医会(やぶ医会、昭和57(1982)年卒)を京都で開催しました。八二医会は卒後5年毎の周年(20周年、25周年、30周年など)は東京で開催し、その間の4年間は東京以外で地元の幹事が開催することになっています。今年は大阪の坂本勇二郎君が幹事となって開催されました。坂本君は学生時代からユニークな発想で周りを驚かせることが度々ありましたが、今回は思い出に残る八二医会にしようということで、2日間で京都の真髄を体験しようということになりました。そのために京都の御寺と庭、そして京都の食を堪能する会となりました。11月3日10時に詩仙堂の山門前に集合してスタートです。詩仙堂の庭は柔らかく、穏やかな庭でした。次に四条河原町に移動して、「志る幸」で京弁当の腹ごしらえ。次に大徳寺に向かいました。大徳寺では詩仙堂とは対照的な、禅寺の枯山水を堪能しました。次に隣の今宮神社までぶらぶら歩いて、炙り餅で一服。さらに西に向かって妙心寺を拝観。ここは、狩野元信の作った絵画的な庭です。

お腹が空いたところで夕食は京都最高の料亭「嵐山吉兆」です。(食事代は例年の会費のなんと約5倍!にもかかわらず23名も参加しました!!)皆約40年前の学生時代に瞬時にタイムスリップして、各自の楽しい近況報告を肴に、最高の京懐石と美酒を堪能しました。その後祇園に移動して一杯。さすがに皆年齢を考慮して常識的な時間にホテルに戻りました。翌日は瓢亭で「朝粥」をいただき、その後、散歩がてらに東福寺を拝観。そして、祇園に戻って「白碗竹快樓」でランチです。気のおけない仲間と「京都の真髄(寺、庭、食)を体験する」という所期の目的を十二分に堪能できたことを、幹事の坂本君に皆で感謝し、来年の再会を約束して解散しました。

参加者:東光邦、飯田啓、石川理、井原ちひろ、大池澄孝、川井眞、河内重人、喜多村孝幸、斎藤敏之、坂本勇二郎、柴田香織、杉澤裕、永島幹夫、萩原万里子、長谷川博一、八田晋、服部祥明、福田秀基、真崎雅和、前田秀雄、道又秀夫、山口哲顕、結城禎一

(文責 喜多村孝幸)

秋田県支部総会

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今年の秋田の雪どけは早い。秋田キャッスルホテルの日本料理店車屋にて、平成31年3月16日土曜日、小泉純一郎先生のご発声にてビールで乾杯、平成24年に40年ぶりに開催されてより、第8回目の秋田支部の同窓会が開宴致しました。今年は向島偕先生のご尽力により、日本医科大学同窓会会長渋谷哲男が大宮から新幹線を乗り継ぎ、ご参加頂けました。千駄木の新病院の近況や丸子校舎のグランドに高層階の新病院が建設されるというお話に一同、懐かしい昔に想いを馳せながら耳を傾けました。秋田らしく2杯目からは日本酒、鮑のやわらか煮に舌鼓を打ちながら、「高清水」をお猪口に満たし合いました。

昭和33年卒の小泉純一郎先生は、30年間の耳鼻科開業後、現在は老人保健施設を管理、お孫さんが宝塚に入学したと目を細めていらっしゃいました。

昭和34年卒の最上栄蔵先生は、ご子息にお譲りした有床診療所で今でも外来診療、「外来を手伝っているのか邪魔しているのか、わかりません!」とのコメントに一同大笑い。

昭和45年卒の向島偕先生は「昭和49年の秋田の学会では猛吹雪で皆遅れてしまい、学会発表はできなかったのに、何故か皆、懇親会には間に合いました!」と場が和んで行きました。

昭和46年卒の小山田雍先生からは、「科学に国境はないが、科学者には祖国がある。」という昔の偉人が語った言葉を頂き、「故郷に骨を埋めるつもりです。」と温かいコメントを頂きました。

昭和51年卒の澤口博先生からは、渋谷先生が卓球部の大先輩であり学生時代からお世話になっていることや、小児科の同窓会に久し振りに参加、名誉教授で卓球部の先輩でもある福永慶隆先生のお元気な姿を嬉しく思いましたと報告頂きました。

昭和57年卒の真崎雅和からは、酒量と体重の単調増加に相変わらず悩まされていますが、腰も回復したのでゴルフを再開して、今年こそ減量に励みたいと思っておりますと前向きなご意見を頂きました。

平成元年卒の川原聡樹先生は、半年でバスケ部の先輩と後輩が2人も主任教授に就任、祝勝会に参加、30年が過ぎても助け合える医学部体育会の人間関係の素晴らしさを私達に教えて頂きました。

平成17年卒の谷合久憲先生は在宅患者さんからの緊急callに7月の「第1回日本在宅医療連合学会」と「日本医療マネジメント学会」での2週連続のランチョンセミナーについて告知し、目の前の主菜の秋田錦牛のしゃぶしゃぶを惜しみつつ、涙を浮かべて退場されました。

3次会が終わったのは午前0時を過ぎていました。来年の同窓会での再会を固く誓い散会、まだ肌寒い川反から家路につきました。

千葉県支部総会

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平成三十一年四月十三日土曜日、日本医科大学同窓会 千葉県支部総会が渋谷同窓会長をお招きして船橋市の 将泰庵 はなれ で開催されました。

昭和三十年卒 大村益一先生に乾杯のご発声をいただき、千葉県支部同窓の皆さまと和気あいあい美味しいお肉料理を堪能しました。今回は平成年度卒の先生方や日本医科大学看護学校卒業で病院立ち上げのときから千葉北総病院で勤務していている看護師も参加し活気のある会となりました。

開催地である船橋市医師会内だけでも二十五名の同窓の先生がいらっしゃいます。筆者が大学を離れたのは十五年以上前ですが、ひとりで診療をしていますと信頼できる同窓の先生が近くにいらっしゃるのはとても心強いものです。千葉県にお住まい、お勤めの先生方、次回のご参加を心よりお待ち申しあげます。

参加者
大村益一(昭和三十年卒)武井節雄(昭和三十六年卒)清川正章(昭和四十一年卒)吉野重利(昭和四十五年卒)森 秀樹(昭和四十九年卒)古谷清久(昭和五十一年卒)坂本文夫(昭和五十二年卒)齋藤 彰(昭和五十七年卒)伊藤加寿子(昭和五十八年卒)浮谷勝郎(昭和五十八年卒)山口 暁(昭和五十八年卒)今井大洋(昭和六十年卒)三橋 清(昭和六十二年卒)窪谷 潔(平成三年卒)熊谷正也(平成三年卒)吉田順子(平成五年卒)茆原弘光(平成七年卒)

(文責 吉田順子(千葉県支部評議員平成五年卒))

愛知岐阜支部合同総会

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平成31年4月27日、愛知岐阜支部合同総会が名鉄ニューグランドホテルにて開催されました。例年支部総会は学生会員が帰省する8月に開催しておりますが、今年は愛知県にて於いて日本医学会総会が行われたため、平成最後の土曜日に日本医科大学同窓会中部大会と同じくして開かれたのでした。

17時より支部総会・学術講演会を行い、19時より同窓会役員、他支部会員をお迎えして日本医科大学同窓会中部大会という段取りです。

愛知より31名、岐阜より6名が出席しました。開会に先立ち、昨年の総会以降ご逝去のお知らせを頂いた丸井逸郎先生(S29年卒)田中清隆先生(S34年卒)西尾豊彦先生(S39年卒)近藤満江先生(S47年8月卒)に黙祷をささげました。その後、愛知支部長松下克己先生、岐阜支部長中根康雄先生の挨拶から総会が始まり、愛知支部岐阜支部の順に会計、監査、庶務報告など議事が進みました。

学術講演は循環器内科准教授の高野仁司先生(H3年卒)による「冠動脈疾患患者の消化管潰瘍対応」でした。座長は同級生の小出恭裕先生です。ご専門の心臓カテーテル治療を中心に日本医科大学循環器内科の取り組みや治療実績について、親しみある逸話を交えお話されました。特にカテーテル治療後に2剤3剤併用の抗凝固療法が必要となり、消化管潰瘍の予防は重要であるとのことでした。

19時からは同窓会本部主催の中部大会となりました。パーティでは愛知支部恒例、堀尾豊先生の軽妙な小咄に伊佐治文朗先生の華麗なマジックと余興を披露し、久し振りに旧交を温め愉快に過ごす事が出来ました。

(文責 平良亮子 S59年卒 愛知支部)