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支部・クラス会だより“北から南から” 同窓会報第445号より|日本医科大学同窓会 橘桜会

支部・クラス会だより“北から南から” 同窓会報第445号より

新潟県支部総会を開催して


 8月25日12時から新潟市の老舗ホテルの中華レストラン「シーエン」で、新潟県支部総会を開催いたしました。コロナ流行以後初めての開催であり、猛暑も加わって出席者がいるかどうかで心配いたしましたが、4名の出席がありました。また、同窓会本部からは渋谷哲男同窓会会長、大学からは医学部長で大学院泌尿器科学教授の近藤幸尋先生が来県いただき、大学や同窓会の活動などのお話を伺いました。コロナ感染縮小で各地で同窓会が開かれるようになったこと、八重洲の健診センターのこと、借金返済が終了し、新たに医療健康科学部看護学科の創設や、将来の校舎・病院の拡大にむけて努力していることなど、母校が発展していることをお聞きして安心いたしました。また卒業生は、全員国家試験を受験し、全国6位の優秀な成績を残していることを知り、後輩たちの努力に敬意を表しました。懐かしい話も多くありました。相撲部が廃部の危機に瀕した時に、附属病院前の薬局(虎薬局?・我々の時代は中華料理タイガー)の奥に地元の方のご協力で「土俵」が作られ、廃部を免れたとのことでした。当時の部員の顔が浮かびました。皆さんお元気でしょうか。そんなお話を聞いているうちに予定の2時間が過ぎてしまいました。出席者は、富井亜佐子(旧姓青木H14卒)、古川真一(H14卒)、草間昭夫(S58卒)と佐藤雅久(S52卒)の4名です(敬称略、順不動)。写真は、話が弾んで取り忘れてしまいました。すみませんでした。

新潟県支部長 佐藤雅久(S52卒)

橘桜会愛知岐阜合同支部総会開催の報告

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 令和6年8月25日日曜日11時から昨年と同じ名古屋マリオットアソシアホテル16階サルビアの間にて、合同支部総会を無事開催できました。愛知県支部より平良支部長以下25人、岐阜県支部より今年から支部長に就任された宇野支部長以下4人、東京から本部より猪口理事、五十嵐健人理事が出席くださり、大学から弦間学長に出席していただけました。

 予定通り11時から合同支部総会が始まりました。この一年に岐阜県支部で逝去された会員が見えましたので出席の会員一同で黙祷を捧げました。続きまして今年は愛知県支部、岐阜県支部の順で支部総会に入り支部長挨拶、会計報告、庶務報告、役員改選の承認をいただき、来賓挨拶に移りました。今回は誠に残念なことに同窓会本部より渋谷会長が、日程の都合により出席いただけなかったので会長のあいさつの代行も含め猪口理事が懸案の同窓会の一般社団法人化のことについて目的そのメリット、デメリットについて詳細な説明がありまた待望の同窓会一般社団法人橘桜会の新しいエンブレムの紹介がありました。続きまして弦間学長が最近の入学状況、国試の合格実績に加え都合により急遽欠席された坂本理事長に代わり法人の現状財務状況の劇的改善について、そして再来年4月に迫った本学の開学150周年式典のことについて案内がありました。最後になりましたが地方支部の活性化の為に本部よりこの地区を担当していただくことになった五十嵐健人理事から地区担当の役目についてご紹介いただきました。

 引き続き同じ会場で校歌斉唱、引き続き岐阜支部の中根前支部長の乾杯の発声で懇親会が始まりました。恒例の学術講演会ですが先日、日本医師会副会長に就任されました、本学昭和53年卒業小児科の釜萢敏先生にご多忙の中講師をお引き受けいただき「新型コロナウイルス感染症の経験と今後について」と題し2019年年末に得体のしれない肺炎が中国の武漢で確認されたというニュースから始まり、翌年の横浜のダイヤモンドプリンセス号で船内での乗客に感染者が見つかったことで現実のものとなりいまだ収束の兆しのない今回の新型コロナウイルス感染症日本全国での対応の経験をもとに次の未知の感染症に対しての対応も含めわかりやすく講演していただきました。旧知の友と久々に顔を合わせ話に花が咲き盛り上がりあっという間に終演の13時が過ぎ恒例の集合写真撮影を行い今年の合同支部総会が終わりました。集合写真は昨年と同じように出席会員の方のアドレスにメールで送りました。

文責 愛知県支部 庶務 棚橋淳(昭和61年卒)

埼玉県支部総会

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 令和6年7月27日、パレスホテル大宮で、同窓会長 渋谷哲男先生、日本医科大学学長弦間昭彦先生、日本医師会副会長 釜萢敏先生、埼玉県医師会事務局、埼玉県保健医療部の方々を来賓にお迎えし、支部会員、地域枠学生ら計50名が出席して、今年度の総会が開催されました。

 総会に先立ち、物故会員の先生への黙祷を行いました。

 初めに、羽鳥雅之埼玉県支部長よりご挨拶をいただきました。羽鳥支部長からは、ご来賓の先生、学生の出席への御礼が述べられ、日本医師連盟の推薦で来年の参議院選挙比例代表で立候補する釜萢先生、特別講演を賜る日本医科大学先端医学研究所 細胞生物学部門大学院教授 岩井佳子先生の紹介がされました。

 同窓会長渋谷哲男先生よりご挨拶を頂戴し、同窓会が法人化された件、地方の同窓会支部会活性化に注力をしている件、などの近況報告がなされ、釜萢先生の紹介と激励のお言葉を頂戴しました。

 日本医科大学学長 弦間先生から、学校法人日本医科大学の財務状況、看護学科新設、健診事業の強化、学生教育への取り組み、医師国家試験の結果など近況報告を頂戴しました。

 続いて、釜萢先生より、「人口減少・少子高齢化が進む中で、日本が誇る優れた医療や介護の体制を長続きさせるために、全力で取り組んでまいりたい」、我が国の医療情勢と今後の課題と政策に関する力強いご挨拶をいただきました。続いて特別講演にうつりました。座長を横山広行先生(昭和62年卒)が務められ、ご略歴が紹介された後、岩井先生より、キャリア形成、研究との出会い、オプシーボの開発の苦労、ノーベル医学生理学賞受賞に関するエピソードなど素晴らしいご講演を頂戴しました。

 総会の後、全員での写真撮影に引き続いて、懇親会が行われました。

 支部副会長関山達也先生(昭和52年卒)が懇親会の司会進行を務められました。野中達也先生(昭和45年卒)の乾杯のご挨拶の後、丸木雄一先生(昭和55年卒)より埼玉県保健医療部参事本多様、医療人材課・課長千野様のご紹介がなされました。全員の会員の先生方、学生会員の近況報告等、自己紹介がありました。ご来賓の先生、会員の先生、学生会員は、遅くまで和気藹々と意見交換をされていました。平井真実先生(昭和51年卒)が、「釜萢先生が来夏の参議院議員比例代表選挙における日本医師連盟の組織内候補として擁立され、自民党の正式な公認を得たため、同窓生の皆様どうかよろしくお願いいたします。」と、ご挨拶された後に、澁谷純一先生(昭和61年卒)より閉会のお言葉を頂戴し、懇親会は滞りなく終了しました。

 埼玉県支部総会は毎年、理事長、学長、同窓会長、学内の特別講演会講師の先生、地域枠や県在住や県内の高校出身学生をお招きし、出席会員も幅広い年代の先生方が参加され、旧交を深めることができるアットホームな雰囲気です。来年度は、令和7年7月26日土曜日17時より、同じくパレスホテル大宮にて開催予定です。埼玉県内にお住まいやご勤務の先生方はもちろん、埼玉にゆかりのある先生方のお越しを心よりお待ち申し上げております。

(立麻典子 福島正人 記)

第59回山形県支部総会を開催して

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 去る令和6年7月6日、清野精彦同窓会副会長、近藤幸尋医学部長、特別講演の演者として浅井邦也第一内科教授をお招きし、山形県東根市よし田川別館にて第59回日本医科大学同窓会橘桜会山形県支部総会が開催されました。令和2年以降コロナ渦で集まることができず、実に5年ぶりの開催です。総勢16名の参加となりました。まずはじめにこの1年の間にお亡くなりになられました3名の先生方を偲びまして黙祷を捧げさせていただきました。その後、報告と協議を行い、協議の後に、この一年間の同窓の先生方のご活躍について、支部長として報告し、また多くの同窓の先生方が勤務されました、北村山公立病院開院62年(1962年開院)の歴史と現状について説明いたしました。

 続きまして清野先生からは大学同窓会の法人化、150周年祭の開催の予定などについてお話を伺いました。また近藤先生からは日本医科大学の教育機関としての役割、将来医師になってから重要な探究心を学生のうちから育成する学ぶ環境について説明がありました。大学教育は大きく変わりつつあると実感したところです。今年の新入生に東北地区の学生がいなかったことを伺い、是非とも入学試験を北海道東北地区で行っていただきたいと思った次第です。

 浅井教授からは心不全の最新の薬物療法についてご講演を賜り、今後の心不全パンデミックに備えるポイントについてお話を伺いました。

 今回の総会には、実に久しぶりに参加されました先生や初めて参加された先生もいらっしゃり、その後の懇親会では大学本部から参加していただきました先生方を囲んで大いに話が盛り上がりました。東北の地から日本医科大学のさらなる発展を期待する気持ちを抱くためにも、また支部会員の親睦を図るためにも同窓会の開催は改めて意義深いものだと感じました。

(文責 國本健太)

出席者 敬称略
今周二、板垣晋一、宮下正夫、鎌塚栄一郎、金村應文、藤田信輔、福岡猛、奥山裕、國本健太、篁武郎、加藤圭介、竹之内研二、中嶋信人